自意識過剰？

自尊心が傷ついたり、怒りの感情が湧きあがったりする原因として、
物事をあまりに自分に対するものだと捉えすぎてしまうことが、よくあります。

それで、もっと鈍感力を強くして、他人からの批判や口撃を気にしないようにと試みても、
なかなか言うほど簡単にはいきませんね。
私が行っている４つの習慣を紹介したいと思います。
大概の場合、ストレスや怒り、傷つくことを避けるか、和らげるのに役立っています。

1. 深呼吸する
自分の呼吸だけに1、2分、集中します。
鼻から空気が入り、出て行くことだけを意識し、他のことは考えません。

この簡単なエクササイズで、あなたの心と体を少し静めることができます。

今起こったことと、あなたがそれをどう感じるかの間に、何か空間のようなものが生まれ、
無意識に習慣となっている反応、たとえば、相手に怒りの言葉を投げるといった行為が減ってきます。

2. 明確化する
相手の言葉を誤解して、間違った結論に飛びつき、
自分が落ち込んだり、怒りの感情に囚われてしまった経験はありませんか。

思い込んでしまう前に、どういう意図なのか、相手に確かめましょう。

そうして、相手の言葉で、あなたがどう感じたかを相手に説明しましょう。
我々は、ひとりひとり違う経験や知識、価値観を持っています。

3. 自分が世界の中心ではないことを悟る
人からの批判や口撃は、こちら自身についてか、こちらがした何かに対するものだと思ってしまいがちです。

けれでも、実際には、その人が不運な目にあったとか、仕事や結婚生活でみじめな状況にあるという話かもしれません。

その憂さ晴らしのために、その人はあなたに八つ当たりしているだけかもしれません。
ひょっとすると、このような状況に自分が置かれているだけじゃないのかと考えてみてください。

4. 口に出す
何かネガティブや考えにはまってしまい、そこから抜け出せなり、自尊心がだんだんと失われつつあると感じたら、それを抜け出す工夫が必要です。

効果的なのは、親しい人に、それを話すことです。

そして、その人からは、その問題がどう見えるか言ってもらいましょう。
その人に、聴いてもらうことにより、あなたが考えをまとめたり、起こった事柄に対して、より客観的な見方を持てたりできるようになるかもしれません。

以上、あなたにも役立てばと思います。

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