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より健康的なパンの選び方 [体の健康]

チキンやローストビーフ、野菜、あるいはピーナッツバター、カレーなど、さまざまな具を挟んだサンドイッチや惣菜パンが売られていますが、私は、中に何も入っていない、食パンやローフパン、フランスパンなど、シンプルなものが好きです。
けれども、シンプルだからといって、健康的な食べ物とは限りません。
パン.jpg
沢山売られているパンの中から、健康に良さそうなものを選ぶのは、ちょっとした注意が必要です。

私の楽しみの一つは、湘南地域(東は逗子、鎌倉、西は、大磯や小田原までの間)で、おいしいパン屋を探すことですが、その際に気をつけていることを紹介します。

1. 「100%」のラベルがないパンには注意
全粒穀物には、精白したものより多くのビタミンやミネラルその他の栄養素が含まれているというのは、お聞きになったことがあるかと思います。
全粒粉使用に関するラベル表示については、特に規制がないのは残念なことです。
パンの製造者は全粒粉を少し使っただけで、殆どは通常の精白小麦粉を使っていても、「全粒粉を使っています」という表示をラベルやメニューにできます。
これでは、消費者は誤解してしまいます。

パンのラベルや包装に騙されないように:
• 全粒穀、全粒小麦粉、ライ麦全粒粉 ・・・ 100%と書かれていない場合、ほんの少ししか含まれていない可能性があります。
• 100%ナチュラル ・・・ 「ナチュラル」だけでは、全粒穀あるいは、全粒小麦かどうか分かりませんね。
• 五穀 ・・・ 多分、5種類の穀物は入っているのでしょうが、精白粉も沢山入っている可能性があります

私の好きなパン屋さんも、通常は、全粒粉100%のパンを売っていませんが、予約すると100%のパンを作ってくれます。

2. 砂糖の添加量がゼロか少量のパンを選ぶ
食パンに砂糖が沢山入っているのを知っていますか。
有名パンメーカーの食パンの原材料名の表示にも「砂糖混合ぶどう糖果糖液糖」とあります。
製パン会社は、しっとり感の維持や、甘みを追加するために、砂糖をパンに追加しているのです。

砂糖の追加がゼロのパンを見つけるのが難しい場合、原材料は重さに順に表示されていますので、下の方に砂糖が載っているものを選べば、砂糖の量が少ないことが分かります。

これはある大手メーカーの食パンのラベルです。
原材料名:小麦粉、糖類、マーガリン、食塩、バター、イースト、米粉、乳化剤、イーストフード、ビタミンC、(原材料の一部に大豆を含む)
つまり、このパンの場合、小麦粉の次に多いのが砂糖なのです!

原材料のラベルを見ると、砂糖とは書かれずに、下記のように表示されていることもあるので、注意しましょう
• コーンシロップ
• サトウキビジュースシロップ
• 玄米シロップ
• 〇〇糖(ブドウ糖、マルトース、ショ糖、果糖など)
• 蜂蜜
• ブラウンシュガー

3. トランス脂肪の入ったパンは避ける
全粒穀物には、健康な脂肪分が含まれていますが、パンメーカーやパン屋によっては、トランス脂肪を部分水素化油脂として追加しているところがあります。
トランス脂肪はLDLコレステロール(悪玉コレステロール)と血清TG値(中性脂肪のレベル)の増加に関係します。
従って、これが入っている食品には注意が必要です。

面倒に感じる人もいるかもしれませんが、健康的なパンを探すのにひと手間をかけると、よけいにおいしく感じますよ。
タグ:体の健康
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