怖れや怒り、苦痛を増すだけの後ろ向きの判断

「自分はバカだ！」、「これは無理！」、「大変すぎる！」、「やってられない！」
このような後ろ向きの判断に関する心の声は、苦痛の感情を引き起こします。

後ろ向きの判断をうまく扱うコツは、
「この判断は何かの役に立つか？」
と自分に問うことです。

もし、その答えが「そのとおり」ということであれば、その判断を、成功や幸せになることにつながるような前向きの行動へと変換しましょう。

でも、答えが「いや、役に立たない」ということであれば、その考えを拒絶しましょう。

あなたの時間やエネルギー、あるいは注意を、幸せや精神的な成功に結びつくような、他の考えや行動、目標に振り向けるのです。

例えば、「会社に遅れてしまう！」というのは、後ろ向きの判断で、不安な気持ちをかきたてます。

もし、この判断を前向きの行動に変化させることができれば、あなたの役に立ちます。

「もう7時半！時計をしっかり見ながら、出社の用意をして、忘れ物がないないことを確認しよう。そうして8時10分までには家を出よう。」　

どうでしょう、分かっていただけたでしょうか。

他にも、後ろ向きの判断に対して、自分に問いかけられとよい質問は、
「より自信を持てるようになったり、能力やスキルを向上できるようになるためには、何をすれば良いのか？」
というものです。

こちらも上記同様、その問いの結果を、前向きな行動に結びつければよいのです。

もし、後ろ向きの判断が、あなたを落ち込ませ、何の役にも立たないなら、それを捨て去りましょう。

みじめな気分はできるだけ最小にし、幸せと精神的な成功を築くのが、幸せな人生を創造する鍵です。

タグ：心の健康